箱根・河口湖から京都・大阪へ:スーツケースを運ばずに新幹線駅まで行く方法
箱根から京都へ行くなら、多くの旅行者は箱根湯本から箱根登山電車で小田原へ行き(約15分)、東海道新幹線ひかりに乗り換えます。京都までは約2時間です。河口湖から京都へは、三島・河口湖ライナーのバスで三島へ行き(約1時間20分、大人¥2,700)、新幹線に乗り換えます。ひかりなら京都まで約1時間51分です。大変なのは新幹線に乗るまで。登山電車やバス、駅の階段をスーツケースを引いて移動しなければならないため、旅館から京都や大阪のホテルへ荷物を直接送る人も多くいます。
要点まとめ
- 箱根湯本から小田原までは箱根登山電車で約15分。小田原から京都へ直通するひかりは約2時間に1本で、所要約2時間(新大阪まで約2時間20分)です。
- 三島・河口湖ライナーは河口湖駅から三島駅まで約1時間20分、¥2,700です。大きな荷物はトランクに1人1個、30kgまで預けられます。
- 東海道新幹線では、3辺合計161〜250cmの荷物には「特大荷物スペースつき座席」の予約が必要です(追加料金なし)。予約がないと¥1,000がかかり、250cmを超える荷物は持ち込めません。
- JRパスはひかりとこだまに使えます。箱根登山電車と富士急のバスはJRではないので別料金です。
- 荷物を運びたくない場合は、箱根や河口湖の旅館で荷物を預け、京都や大阪のホテルへ届けてもらえます。
箱根・河口湖から京都・大阪への行き方:4つのルートを比較
箱根からでも河口湖からでも、まず東海道新幹線の駅(小田原または三島)まで行き、そこから西へ向かいます。ルートによって違うのは、その駅までの行き方です。以下の時間は2026年10月に確認した時刻表によるもので、当日は必ず確認してください。
| ルート | 新幹線駅までの行き方 | 新幹線で京都まで | 荷物の注意点 |
|---|---|---|---|
| 箱根湯本 → 小田原 → 新幹線 | 箱根登山電車で小田原まで約15分 | ひかり約2時間、こだま約3時間 | 強羅や芦ノ湖に泊まる場合は、まず箱根湯本まで下りる必要がある。繁忙期は車内が混雑 |
| 芦ノ湖(元箱根)→ 三島 → 新幹線 | 東海バスで三島駅へ | ひかり約1時間51分、こだま約2時間40分 | 本数と所要時間は公式時刻表で確認。山道は時間がかかることがある |
| 河口湖 → 三島 → 新幹線 | 三島・河口湖ライナーで約1時間20分 | ひかり約1時間51分、こだま約2時間40分 | トランクは1人1個。繁忙期はオンライン予約を |
| 河口湖 → 京都・大阪(夜行バス) | 夜行高速バスで直行、翌朝早くに到着 | — | 乗り換えなしだが車中泊。時刻と運賃は運行会社で確認 |
大阪へ行く場合もルートは同じで、新幹線を新大阪まで乗るだけです。ひかりで小田原から約2時間20分、三島から約2時間11分です。
箱根から京都へ:箱根登山電車で小田原へ行き、新幹線に乗り換え
箱根から京都への最も直接的な方法は、箱根湯本から箱根登山電車で小田原へ行き(約15分)、同じ駅で東海道新幹線に乗り換えることです。強羅、大涌谷、芦ノ湖周辺に泊まっている場合は、まず登山電車やケーブルカー、バスで箱根湯本まで下りる必要があり、大きなスーツケースを持っているとここが一日で最も疲れる区間です。
小田原駅の新幹線
小田原にはひかりとこだまが停車します。京都・新大阪へ直通するひかりは約2時間に1本で、それ以外の時間帯は1時間に1本のこだまで京都まで約3時間です。以下は2026年10月の時刻表による数字です。
| 列車 | 小田原 → 京都 | 小田原 → 新大阪 | 本数 |
|---|---|---|---|
| ひかり | 約2時間 | 約2時間20分 | 約2時間に1本 |
| こだま | 約3時間 | 約3時間15分 | 約1時間に1本 |
まずひかりの発車時刻を調べ、そこから旅館のチェックアウト時刻を逆算しましょう。繁忙期の週末は指定席が埋まりやすくなります。
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小田原駅の東海道新幹線ホーム。写真:Mister0124 / Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0
芦ノ湖・元箱根から出発する場合:三島行きのバス
芦ノ湖畔に泊まっている場合は、箱根湯本まで戻る代わりに、元箱根港周辺から東海バスで三島駅へ行き、そこで新幹線に乗ることもできます。バスは山道を走るため所要時間は道路状況に左右され、本数も多くありません。出発前に東海バスまたは箱根ナビで当日の時刻を確認してください。
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芦ノ湖の箱根海賊船。写真:Celuici / Wikimedia Commons / CC BY-SA 3.0
河口湖から京都へ:三島・河口湖ライナーと新幹線
河口湖から京都への一般的なルートは、富士急の三島・河口湖ライナーで河口湖駅から三島駅へ行き、東海道新幹線に乗り換える方法です。始発便(土休日8:55発、三島駅北口10:15着)で見ると、所要時間は約1時間20分です(富士急シティバス、2025年12月1日からの時刻表)。
| 項目 | 三島・河口湖ライナー(河口湖駅 → 三島駅) |
|---|---|
| 所要時間 | 約1時間20分(道路状況による) |
| 運賃 | 大人¥2,700(2026年5月1日から) |
| 本数 | 河口湖駅発1日約15便。平日のみ・土休日のみの便もある |
| 荷物 | トランクに1人1個(1辺2m・0.25m³・30kgまで)。積み下ろしは自分で行う |
| 予約 | 運行会社によると車内は非常に混雑するため、オンラインでの予約・決済を推奨。予約なしは空席がある場合のみ乗車可 |
三島からは、ひかりが1日約6本あり、京都まで約1時間51分、新大阪まで約2時間11分です。1時間に1本のこだまでは京都まで約2時間40分です。バスのトランクは1人1個までなので、大きなスーツケースが2個ある場合は2個目を車内に持ち込むことになり、繁忙期は車内のスペースに余裕がありません。
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三島駅の駅前広場。写真:Wikimedia Commons / パブリックドメイン
ほかに、近鉄バスと富士急が共同運行する夜行高速バスもあり、河口湖から京都・大阪へ直行して翌朝早くに到着します。乗り換えはありませんが車中泊になります。最新の時刻と運賃は運行会社で確認してください。特急富士回遊で新宿に戻り、東京から新幹線に乗る人もいますが、東京へ引き返すことになるので時間がかなり長くかかります。
新幹線に大きな荷物を持ち込む:小田原・三島から乗る場合も予約は必要?
必要です。小田原も三島も東海道新幹線の駅なので、東京から乗る場合と同じ特大荷物のルールが適用されます。3辺合計160cmまでの荷物は予約不要、161〜250cmの荷物は「特大荷物スペースつき座席」の予約が必要で、250cmを超える荷物は持ち込めません。
| 3辺合計 | 予約は必要? | 料金 |
|---|---|---|
| 160cmまで | 不要 | 無料 |
| 161〜250cm | 必要(特大荷物スペースつき座席) | 追加料金なし。予約なしの場合は¥1,000 |
| 250cm超 | 持ち込み不可 | — |
1人2個まで、1個30kgまで無料で持ち込めます。このルールはひかりにもこだまにも適用され、ふだんこだまの自由席に乗る場合でも、特大荷物があれば指定席の予約が必要です。詳しいルールと2025年7月から実施されている試行については、新幹線の特大荷物は予約が必要?2026年のルールをご覧ください。
JRパスは使える?
小田原と三島に停車するひかりとこだまには、JRパスで追加のきっぷなしで乗れます。別途「特別きっぷ」が必要なのはのぞみとみずほだけです(例:東京〜新大阪¥4,960、JRパス公式サイトによる)。箱根登山電車、三島・河口湖ライナー、東海バスはJRではないので、別に料金を支払います。
箱根キャリーサービスで京都まで荷物を送れる?
送れません。箱根キャリーサービスが扱うのは箱根湯本駅と提携旅館の間だけです。箱根を発つ日は、10:00までに旅館のフロントに荷物を預け、13:30〜18:30に箱根湯本駅で受け取ります。料金は普通サイズ1個¥1,500、大型サイズ1個¥2,500です(箱根ナビ)。
つまり、このサービスを使っても、13:30以降に箱根湯本へ戻って荷物を受け取り、登山電車と新幹線には自分で持ち込む必要があります。午前中に京都へ出発したい場合や、三島から乗る場合には役に立ちません。河口湖には同様の駅への配送サービスはありません。
箱根・河口湖の旅館から京都・大阪のホテルへ荷物を送る
荷物を持って箱根や河口湖から関西へ移動するのが大変な理由はいくつかあります。箱根湯本、小田原、三島で乗り換えがあり、登山電車やバスには荷物を置く場所がほとんどありません。三島・河口湖ライナーのトランクは1人1個まで。さらに新幹線では160cmを超える荷物に座席の予約が必要です。移動距離は長くありませんが、乗り換えで一日の大半がつぶれかねません。
LuggAgentなら、旅館から荷物を直接お送りします。チェックアウト時に箱根や河口湖の旅館のフロントに荷物を預けて写真を送れば、あとは手荷物ひとつで出発でき、途中で半日多く観光することもできます。通常のホテル配送は、予約時に09:00〜11:00の集荷時間を選び、その時間までにフロントに荷物を預ければ(ドライバーを待つ必要はありません)当日21:00まで(有料の優先配送なら18:00まで)に届きますが、箱根・河口湖から関西へは長距離ルートのため時間がかかり、実際の配達時刻は予約時に表示されます。
- 予約ページで、箱根または河口湖の旅館と、京都または大阪のホテルを選びます。
- ほとんどのサービスは24〜72時間前までの予約が必要で、正確な締め切りは予約ページに表示されます。集荷先がAirbnbやゲストハウスの場合は、選んだ集荷時間(09:00〜11:00)に荷物を持ってドライバーと直接お会いください。配達先がAirbnbやゲストハウスの場合は、サービス当日の現地時間13:00までに完全な住所と入室情報(ドアの暗証番号、キーボックス、建物への入り方)を送ってください。立ち会いは不要です。
- チェックアウト時に旅館のフロントに荷物を預け、京都や大阪のホテルには荷物が先に届くことを伝えておきましょう。
- パスポート、薬、モバイルバッテリー、貴重品は手荷物に入れておきましょう。
富士山・箱根周辺の対応エリアと時間帯は、富士山・箱根の荷物配送をご覧ください。
箱根の温泉旅館に泊まり、次は京都という場合は、チェックアウト時にフロントへ荷物を預ければ、京都のホテルへ直接届きます。
河口湖から富士山を眺めたあと京都へ向かう場合も同じで、湖畔のホテルから京都へ送れます。
次の目的地が大阪(梅田、難波など)なら、箱根から大阪へも直接送れます。
よくある質問
箱根から京都までどれくらいかかりますか?
箱根湯本から小田原までは箱根登山電車で約15分、小田原から京都までは東海道新幹線ひかりで約2時間なので、乗り換えを含めて約2時間半を見込みましょう。京都へ直通するひかりは小田原から約2時間に1本で、乗り遅れた場合はこだまで京都まで約3時間です。
河口湖から京都へ行くいちばん簡単な方法は?
多くの人は三島・河口湖ライナーで河口湖駅から三島駅へ行き(約1時間20分、大人¥2,700)、新幹線に乗り換えます。ひかりなら京都まで約1時間51分です。京都・大阪へ直行し翌朝早くに着く夜行バスもあります。
小田原や三島から京都まで、新幹線でJRパスは使えますか?
使えます。小田原と三島に停車するひかりとこだまはJRパスの対象で、特別きっぷは不要です。ただし箱根登山電車、三島・河口湖ライナー、東海バスはJRではないので、別に料金を支払います。
小田原や三島から乗るとき、大きなスーツケースの予約は必要ですか?
必要です。東海道新幹線では、3辺合計161〜250cmの荷物には特大荷物スペースつき座席の予約が必要で、追加料金はかかりません。予約がない場合は¥1,000がかかり、250cmを超える荷物は持ち込めません。160cmまでの荷物は予約不要です。
箱根の旅館から京都や大阪のホテルへ荷物を直接送れますか?
送れます。ただし箱根キャリーサービスは箱根湯本駅までで、京都へは送れません。LuggAgentなら箱根や河口湖の旅館のフロントで荷物を集荷し、京都や大阪のホテルへお届けします。ほとんどのサービスは24〜72時間前までの予約が必要で(正確な締め切りは予約ページに表示)、これらの長距離ルートの配達時刻は予約時に表示されます。
カバー写真:Alpsdake / Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0
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